子どもと身近な自然探検昭和29年2月2日に名古屋市熱田区で生まれたときから昆虫少年。高校時代から植物青年に変身したのち成長が止まり、今も自然大好き人間のまま。森林の素晴らしさをPRする活動にまい進。瀬戸市在住。子どもと身近な自然探検昭和29年2月2日に名古屋市熱田区で生まれたときから昆虫少年。高校時代から植物青年に変身したのち成長が止まり、今も自然大好き人間のまま。森林の素晴らしさをPRする活動にまい進。瀬戸市在住。

現在急増中 ニホンジカSDGs 15 陸の豊かさを守ろう

ニホンジカ 画像:北岡明彦さん

▲ニホンジカ 画像:北岡明彦さん

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 近年、全国の動向として、野生のイノシシ・サル・シカの増加が問題となっています。愛知県でも中山間地域を中心として、増加が目立っています。

 これら3種類のうち、愛知県内で最も増加の激しいのが、ニホンジカです。奈良公園を始め昔からシカは神聖な動物とされ、和歌にも詠み込まれてきました。小倉百人一首にも、次の歌に登場します。

のど赤き 玄鳥ふたつ 屋梁にゐて 垂乳根の母は 死にたまふなり

 平安時代の歌人で、三十六歌仙の一人とされる猿丸大夫の歌で、「人里離れた山の中で、地面に落ちた紅葉を踏みながら泣く鹿の声を聞くと、秋はひとしきりわびしく感じられるなぁ」という歌意です。現代人と全く同じ感性ですね。

 でも、このシカが増加したことにより、山野に、人の血も吸うマダニの仲間が激増しています。山の中を歩くときは、気を付けてくださいね。

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