子どもと身近な自然探検昭和29年2月2日に名古屋市熱田区で生まれたときから昆虫少年。高校時代から植物青年に変身したのち成長が止まり、今も自然大好き人間のまま。森林の素晴らしさをPRする活動にまい進。瀬戸市在住。子どもと身近な自然探検昭和29年2月2日に名古屋市熱田区で生まれたときから昆虫少年。高校時代から植物青年に変身したのち成長が止まり、今も自然大好き人間のまま。森林の素晴らしさをPRする活動にまい進。瀬戸市在住。

食べてみよう「春の七草」SDGs 15 陸の豊かさを守ろう

▲ナズナ イラスト:北岡明彦さん

▲ハハコグサ(ごぎょう) 
イラスト:北岡明彦さん

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 七草には「春の七草」と「秋の七草」があります。
「春の七草」は、もっとも古くは、源氏物語の注釈書として室町時代に書かれた「河海抄」(かかいしょう)の中で、四辻善成(よつつじ よしなり)が選んだものといわれています。

せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ これぞななくさ

 「芹」はセリ(セリ科)、「薺」はナズナ(アブラナ科)、「御行」はハハコグサ(キク科)、「繁」はハコベ(ナデシコ科)、「佛座」はコオニタビラコ(キク科)、「菘」はカブ(アブラナ科)、「蘿蔔」はダイコン(アブラナ科)を指すといわれています。

 これらの草の若葉を田畑で採取して粥に入れたのが、七草粥です。旧暦の正月七日に食べると病を除くという中国の言い伝えが、日本にも伝わった風習で、平安時代に書された「枕草子」などに登場します。江戸時代には、正月七日ににぎやかにはやし立てながら七草をきざんで粥に入れて食べ、一年の無病息災を願ったそうです。今はお店でも売っていますので、ぜひ食べてみてください。

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