子どもと身近な自然探検昭和29年2月2日に名古屋市熱田区で生まれたときから昆虫少年。高校時代から植物青年に変身したのち成長が止まり、今も自然大好き人間のまま。森林の素晴らしさをPRする活動にまい進。瀬戸市在住。子どもと身近な自然探検昭和29年2月2日に名古屋市熱田区で生まれたときから昆虫少年。高校時代から植物青年に変身したのち成長が止まり、今も自然大好き人間のまま。森林の素晴らしさをPRする活動にまい進。瀬戸市在住。

気を付けよう クサギカメムシSDGs 15 陸の豊かさを守ろう

▲クサギカメムシ

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 冬になると、一番嫌われる昆虫が、カメムシの仲間です。中でも、クサギカメムシを、じっくり観察してほしいと思います。

 まず一番重要なことは、絶対に体を触らないこと!ちょっと触って、カメムシが危険を感じると、成虫の中脚と後脚の間にある臭腺から、すごい悪臭を出します。その成分は、アルデヒド類ともいわれ、皮膚に付くと腫れることがあります。注意しましょう。

 クサギカメムシは、体長16ミリほどの昆虫で、体の色はつやのない暗褐色に、黄褐色の斑点がたくさんあります。成虫は、秋口から冬になると、人家などに入り込み、屋根裏や物陰などで冬を越します。その間、暖かい日中に活動し、カーテンや洗濯物につかまって暖を取ります。そのとき、知らずに触ると、カメムシは危険を感じて臭い分泌物を出すのです。

 カメムシを触って悪臭を感じたら、すぐに手を洗いましょう。防御するためには、ミント系の香りが有効だといわれています。

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