子どもと身近な自然探検昭和29年2月2日に名古屋市熱田区で生まれたときから昆虫少年。高校時代から植物青年に変身したのち成長が止まり、今も自然大好き人間のまま。森林の素晴らしさをPRする活動にまい進。瀬戸市在住。子どもと身近な自然探検昭和29年2月2日に名古屋市熱田区で生まれたときから昆虫少年。高校時代から植物青年に変身したのち成長が止まり、今も自然大好き人間のまま。森林の素晴らしさをPRする活動にまい進。瀬戸市在住。

食べてみよう シイの実SDGs 15 陸の豊かさを守ろう

ツブラジイの葉 イラスト:北岡明彦さん

▲ツブラジイの葉 イラスト:北岡明彦さん

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 11月を過ぎると、各地で熟したシイの実が落ちます。各地の公園にはスダジイが植栽されていて、1.5cmほどの大きなドングリが、たくさん地上に落ちます。また、瀬戸市の定光寺など丘陵地の社寺林では、黒褐色で7mmほどの小さな丸っこいツブラジイのドングリが、たくさん落下します。

 どちらのシイの実も、縄文時代から食料として食べられてきました。硬い殻を割って渋皮をむくと、ピーナッツに似た実が出てきます。そのままでも食べられます。最初は粉っぽい味しかしませんが、しばらく噛んでいると、少し甘味が出てきます。最もおいしい食べ方は、フライパンで殻のまま炒(い)ることです。しばらく炒ると、熱い実がパーンとはじけますので、ふたは絶対に必要です。よい匂いがしたら、OKです。熱さに注意してフーフーしながら食べると、香ばしくて、とても美味で、どんどん食べたくなります。

 ぜひ、おいシイ・・の実を食べてみてください。

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