2023.06.01 コープあいち
食べ終わるまでに
30分以上かかっていますか?
お子さんの様子をチェックしてみよう
早食いの子かも
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食べ物をよく噛んでいますか?
あまり噛まずに食べているようなら、「よく噛んでね」と声を掛けてあげましょう。
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お茶や水で流し込んでいませんか?
食事中にお茶や水をよく飲む子は、流し込むようにして食べてしまっているのかも。
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ひと口の量が多くありませんか?
ひと口大に切ったおかずを、どんどん口に入れてしまっているかも。
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ごはんを先に食べていませんか?
汁ものをはじめに食べると、おなかの満足感が出て、早食いを抑えられます。
こだわりすぎず“家族で囲む楽しい食卓”を
「夕食前に絶対おやつはダメ!」とか「必ず30分で食べきらなきゃ」という訳ではありません。それぞれの子どもの状況に合わせてあげれば大丈夫です。家族とおしゃべりしながら30分以上かけて食べても、子どもが楽しく満足そうであればOK。少食の子も楽しく食事ができていて、元気に成長しているのであれば心配することはありません。食卓では、子どもの様子をよく見てあげることが大切です。
参考文献:
「生活協同組合 コープあいちの食育読本 子育てイキイキBOOK 食育って楽しい!」
〈編集協力〉
名古屋短期大学付属幼稚園園長・名古屋短期大学保育科教授・
桜花学園大学副学長 小川雄二さん(農学博士・コープあいち学識者顧問)
ゆっくり食べの子も、早食いの子も、ここで紹介した以外にも原因はさまざまで、その子の状況によって変わってきます。まずは、しっかりと子どもの食べる様子を見て、食べ始めの早い時間帯に声を掛けてあげることが大切です。適量の食事をよく噛んで、30分くらいを目安に食べられるよう、習慣づけたいですね。