
2023.06.01 コープあいち

「うちの子は、ごはんをあまり食べたがらない」と心配するママもいれば、「いつも食べ過ぎて困っている」というママもいますよね。原因は、「おなかがすくリズム」や「ゴールデンタイム」が関係しているかもしれません。おやつを含めて一日4回の食事をとる幼児期。そのタイミングに注目してみましょう。

ごはんをあまり食べないのは
“血糖値”のせいかも!?
食欲を決めるのは血糖値
楽しく食べるためには、まず食欲があることが大切。食欲を決めるのは、おなかの中にある食べ物の量ではなく、血液中のブドウ糖の濃度、すなわち血糖値です。食事に含まれるデンプンがブドウ糖に消化され、血液中に入って血糖になります。その濃度が「血糖値」です。脳が血糖値を測っていて、血糖値が下がると食欲をわかせ、上がると食欲を抑えます。これが“食欲”のしくみです。
血液中のブドウ糖(血糖)
食事後に増加し、エネルギーを使えば減少

ごはんをおいしく食べられるように
一日の中で血糖値のリズムを
つくりましょう
朝食を食べると血糖値が上がり、給食・弁当の時間の前には下がって空腹感(食欲)が出てきます。3時ごろにおやつを食べることで下がってきた血糖値を上げて、夕食前には再び血糖値が下がっておなかがすいた状態になります。このような血糖値のリズムになっていれば「おなかがすくリズム」ができていると言えます。
【一日の食事と、血糖値のリズム】

