子どもと身近な自然探検昭和29年2月2日に名古屋市熱田区で生まれたときから昆虫少年。高校時代から植物青年に変身したのち成長が止まり、今も自然大好き人間のまま。森林の素晴らしさをPRする活動にまい進。瀬戸市在住。子どもと身近な自然探検昭和29年2月2日に名古屋市熱田区で生まれたときから昆虫少年。高校時代から植物青年に変身したのち成長が止まり、今も自然大好き人間のまま。森林の素晴らしさをPRする活動にまい進。瀬戸市在住。

鷽替え(うそかえ)神事 ウソSDGs 15 陸の豊かさを守ろう

▲ウソ イラスト:北岡明彦さん

▲太宰府天満宮の木鷽(きうそ) 
イラスト:北岡明彦さん

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 新年になると、平地の林でも、ウソの美しい姿を見ることがあります。フィー、フィーという口笛のような声がする方向を捜すと、数羽のウソの群れを見つけられます。江戸時代には、飼鳥として楽しんだり、有名な「鷽替え神事」の鳥として、親しまれていました。

 「鷽替え神事」は、毎年1月7日に、全国の八幡宮(祭神は菅原道真公)で、夜6時から行われます。「替えましょ、替えましょ」と言いながら、木鷽(きうそ)を次々に交換し合い、最後に手元に残った木鷽は、嘘が誠に変わった証として、家に持ち帰るという行事です。

 ウソは亜高山帯の針葉樹林で繁殖し、冬になるとエサが多い平地の森林や土手にやってきます。早春になるとサクラ類の花芽を好んで食べる鳥として知られていて、その時期には、害鳥として嫌われることもあります。でも、とってもかわいらしい野鳥なので、ちょっと我慢したいですね。

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