子どもと身近な自然探検昭和29年2月2日に名古屋市熱田区で生まれたときから昆虫少年。高校時代から植物青年に変身したのち成長が止まり、今も自然大好き人間のまま。森林の素晴らしさをPRする活動にまい進。瀬戸市在住。子どもと身近な自然探検昭和29年2月2日に名古屋市熱田区で生まれたときから昆虫少年。高校時代から植物青年に変身したのち成長が止まり、今も自然大好き人間のまま。森林の素晴らしさをPRする活動にまい進。瀬戸市在住。

飛ばしてみよう カエデの実SDGs 15 陸の豊かさを守ろう

▲カエデの実 画像:北岡明彦さん

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 秋は、樹木の実を楽しむのに最適な時期です。拾って楽しいドングリたち、食べておいしいガマズミやサルナシなどの実、飛ばして楽しいカエデたちの実など、いろいろあります。

 そのうち、カエデたちの実は、アカマツの実とともに、風で広がる風散布型種子の代表です。庭木や公園木として多く植えられているのは、イロハモミジです。晩秋になったら、種子を空中に飛ばしてみてください。樹上では2個の種子がくっついているので、手に取ったら、1個ずつ切り離してから飛ばしてください。種子をよく見ると、片側には重い種子、反対側は軽い羽根になっています。だから、くるくる回って落下するのです。

 愛知県には、20種類以上の野生のカエデが分布しています。中でも、写真のメグスリノキは、長さ5cmにも達する巨大な種子が見事です。ブナの森に自生していますので、ぜひ探してみてください。

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