2022.06.16 コープあいち
洗う前の漂白剤は上手に使って
お湯(40~50℃)に適量の酸素漂白剤を溶かし、10~30分つけおきする。
- 漂白剤には「菌」や「汚れ」を壊す(分解する)力があります。においの原因を先に壊しておくことで、洗濯効果が高まります。
- 汚れがひどい場合は、あらかじめ落としておきます。前のページのファーストアタックを参考に。
刺激が少ないのは「酸素系」
洗浄力が強いのは「粉末」
漂白剤を使うと、衣類に残って肌への刺激になるのでは?と心配する声もよく聞きます。
漂白剤は水に入れて時間がたつと酸素や二酸化炭素などに分解されてしまうんですよ。
酸素漂白剤はもともと刺激が少なく、つんとくるにおいもないので安心。粉末タイプと液体タイプがありますが、より汚れの分解力が強いのは粉末タイプです。
洗濯用洗剤と一緒に使える
粉末酸素漂白剤
酸素漂白剤
粉末タイプ 500g
肌に優しい洗剤で洗おう
刺激をできるだけ避けたいなら
「液体せっけん」を使う
汚れと菌を落とす洗剤は洗浄力の強いものを、と考えがちですが肌への刺激が少ないことも重要です。
- 洗剤には「洗濯用せっけん」と「洗濯用合成洗剤」、これらの「複合タイプ」があり、「洗濯用せっけん」はアルカリ性の界面活性剤です。弱酸性の肌に触れると、その機能が失われるので、刺激を与える心配が少なくなります。
- さらに「洗濯用液体せっけん」を使えば、溶け残りもなく、より安心です。
洗濯用液体せっけん
蛍光剤・着色料 無配合
すすぎ1回にも対応
液体せっけん おおぞら 800㎖
柔軟剤は菌の増殖とにおいを防ぐ効果があります。
もっとふんわり洗い上げたい方は使ってみてもいいですね。
植物由来の柔軟成分配合 衣類をふんわりしなやかに仕上げます
ソフター 720㎖
【界面活性剤とは】
水と油、洗濯物と汚れなど、2つの異なる物質の境界面(界面)に作用し、混ざりやすくする物質のこと。
界面活性剤の、水と油の仲を取り持つ性質、働きが総合されて「洗浄力=汚れを落とす力」となります。
界面活性剤の分子が繊維と汚れの結合力を弱める。
汚れが界面活性剤の分子に包みこまれる。
繊維から離れた汚れが洗剤液中に分離する。再付着させない。
すすぎにより、洗剤と汚れが落ちる。