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風で広がる
モミの種子

風で飛ばされて広がる種子を、風散布型種子といいます。イラストのようなモミやカエデ類がその代表で、くるくる回りながら飛んでいきます。その他、ススキやノコンギクのように綿毛で飛んでいく種類や、シダ類の胞子のように、ごく小さく、軽くて風に運ばれる種類もあります。
いろいろな種子を集めてみましょう!
モミは、クリスマスツリーに使う木としてよく知られています。しかし、モミを使うのは、日本だけです。なぜなら、モミは日本固有種で、海外には分布していないからです。それでは、クリスマスツリーに使う木の特徴は、何でしょう。
①生命力や永遠の命が宿る木
②力強い樹型をした木
です。そこから、冬でも緑を保ち、力強い姿から、世界各地で、高木性の常緑針葉樹が使われてきました。ヨーロッパでは主にドイツトウヒが、アメリカではダグラスファーなどが使われています。世界中のクリスマスツリーを調べてみるのも、楽しそうですね。
モミは高木性の常緑針葉樹(マツ科)で、最大で高さ40m、太さ1.5mにもなります。しかし、成長が早いため、寿命は100~150年と比較的寿命が短い木です。分布は主に太平洋側の低山から山地で見られます。松ぼっくりは上向きに付いて、長さ15cmほどあり、始めは緑色をしていて完熟すると茶色になります。1枚の種鱗の内側には2個ずつの種子が貼り付いていて、完熟すると風で飛ばされてクルクル回りながら落ちていきます。そのため、種子は遠くまで飛ぶことができます。
自然の知恵ってすごいですね。
豊田市稲武町面ノ木原生林
イラスト:北岡明彦さん
きたおかあきひこ
北岡明彦さん
昭和29年2月2日に名古屋市熱田区で生まれたときから昆虫少年。高校時代から植物青年に変身したのち成長が止まり、今も自然大好き人間のまま。森林の素晴らしさをPRする活動にまい進。瀬戸市在住。
































北岡さん












