2023.01.05 コープあいち
病気のときは
好きなものをあげていますが
好き嫌いが多く、
別メニューを作ることも
好き嫌いを減らすには、「褒めて伸ばす」という発想がよいと思います。嫌いな食べ物にチャレンジするときは少量から始め、それを食べることができたら褒めてあげる。その後に少しずつ量を増やしたり、いろいろな味付けや料理法にチャレンジしたりしながら一つずつ食べられる物を増やしていきましょう。
お手伝いすれば食べたくなる!
ママと一緒にお料理を
料理に参加すれば、「これは自分が作ったんだ」という気持ちになり、苦手な物でも食べるきっかけになります。材料を混ぜたりこねたりなど簡単なことでよいので、ママと一緒に楽しみながら料理を作ってみましょう。
残すのは食べにくいからかも
細かく切ってみて
白菜など葉物の野菜を嫌がるのは、繊維が口の中に残ってしまうからかもしれません。繊維を断ち切るように切るなど、食べやすくしてみてはどうでしょう。
繊維に対して直角に切るとやわらかな仕上がりになります。
牛乳が苦手なら
何かをミックスしてみよう
ヨーグルトは食べるけれど牛乳は苦手という子どももいます。小学校に入ると、給食で牛乳が出ます。それまでに、ココアを混ぜたりフルーツオレにしたりして少しずつ飲む練習をしておくのがよいかもしれませんね。
病気のときの食事は、
症状に合わせて考えてあげよう
子どもの病気は突然やってきます。病院で診てもらった後、家で何を食べさせたらよいのか、情報があり過ぎて分かりにくいですよね。大事なのは、子どもの症状に合わせ、食事をあげるかどうか、内容をどうするかを考えていくことです。栄養不足を心配するママも多いようですが、病気のときは体全体が弱っているので、特に胃腸炎のときは、消化のよい炭水化物から始めて、たんぱく質、野菜の順に少しずつ増やしていってあげてください。それから、「好き嫌いの克服」は長期戦。焦らず、子どもの“食べる気”が起こる工夫を生活に取り入れながら一つひとつ克服していきましょう。