

北の国からの訪問者
ツグミ

10月も下旬になって山の木が紅葉し始めるころ、ロシアなどの北の国から冬鳥たちがやって来ます。その代表が、ハクチョウ類、カモ類、ツグミやジョウビタキなどの小鳥類です。
その中で、冬になって公園の芝生広場や樹林でよく見かけるのが、ツグミ(ツグミ科)です。大きさはスズメとハトの中間ぐらい。背中は赤茶色で、胸はクリーム色をしています。2本足でピョンピョン跳ねながら地上を移動し、ミミズや小昆虫を食べます。一番目立つのは、飛び立つときの声です。鋭い声で「クエッ、クエッ」と鳴きます。地上で胸を張った立ち姿にも特徴があります。
実は、このツグミには悲惨な過去があります。第2次世界大戦中から戦後にかけて生活が大変苦しかったころ、タンパク質の供給源として、大量に捕えられ食べられてしまったのです。当時は、空が暗くなるほど飛来していた大群を、現在は使用禁止となった「かすみ網」で捕えたそうです。
公園でツグミを見たら、「元気で北の国へ帰ってね!」と声掛けしてください。











































