

鴛鴦の契り オシドリ

鳥を題材にした格言がいくつかあります。その一つが「鴛鴦の契り」です。このコーナーの読者のみなさんは子育て中で大変だと思いますが、きっと夫婦円満で、この格言の見本のようだと思います。
「鴛鴦の契り」とは「夫婦仲がむつまじいことのたとえ」で、オシドリ(鴛鴦)がいつも雌雄一緒に行動しているように見えることから作られた格言なのです。美しい飾り羽で派手に着飾っているのは雄、地味ながら大きな瞳がかわいらしいのが雌です。
愛知県では、庄内川・矢作川・豊川の中・上流域に集団越冬地があり、双眼鏡などで観察すると、一匹の雌を数匹の雄が取り囲んだり、追っかけたりして、プロポーズ合戦をしている様子が楽しめます。
しかし、実はオシドリ夫婦は、毎年組み合わせが変わるのです。うーん、知らない方がよかったかも…。名古屋の東山動植物園にもいますので、じっくり観察してみてください。










































