子どもと身近な自然探検昭和29年2月2日に名古屋市熱田区で生まれたときから昆虫少年。高校時代から植物青年に変身したのち成長が止まり、今も自然大好き人間のまま。森林の素晴らしさをPRする活動にまい進。瀬戸市在住。子どもと身近な自然探検昭和29年2月2日に名古屋市熱田区で生まれたときから昆虫少年。高校時代から植物青年に変身したのち成長が止まり、今も自然大好き人間のまま。森林の素晴らしさをPRする活動にまい進。瀬戸市在住。

秋は楽しいドングリ拾いに挑戦しよう②

▲シラカシ イラスト:北岡明彦さん

▲ツブラジイ イラスト:北岡明彦さん

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 ドングリが実る樹木の仲間は全部ブナ科に属します。ブナ科樹木は日本中に26種類ほど、愛知県には18種類自生していますが、グループによって、熟して落下する時期が異なります。

 愛知県の標高300mくらいまでの低山には、うろこパンツのナラの仲間が2種類、しましまパンツのカシの仲間が5種類、とげとげパンツはアベマキとクリ、おむつパンツはシイの仲間が2種類自生していて、それらのドングリが拾えます。(ドングリの「パンツ」の話はこちら)

 公園などで多く拾えるのは、コナラ・アベマキ・クリ・アラカシ・シラカシ・ツブラジイの6種類です。名古屋市内では、ほとんどこれだけです。瀬戸市の定光寺や海上の森まで行くと、ツクバネガシ・ウラジロガシ・モンゴリナラも加わります。

 拾って一番うれしいのは、シイの実です。殻と渋皮を取れば生でも食べられますが、そのままフライパンでいると香ばしくなって、とってもおいしいです。でも、ふたを忘れると熱いシイの実が飛び出しますので要注意!

 さあ、秋はドングリ拾いに、レッツ・ゴー!!

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