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- 赤ちゃんもママ&パパも ベビーマッサージでもっとリラックス♥ ~腕・胸・おなか編~
2024.09.19 コープあいち
ベビーマッサージは、赤ちゃんとママ・パパのコミュニケーションの一つ。マッサージを通して、赤ちゃんだけでなくママやパパにもよい効果があります。今回は、足以外の部位のマッサージをご紹介。赤ちゃんとの楽しい時間を過ごしてくださいね。
ベビーマッサージをやってみよう!
マッサージは、全部やらなくても、好きな部位だけにしてもOKです。赤ちゃんがびっくりしないように、手を十分に温めてから行いましょう。
始まりの合図
マッサージに慣れていない赤ちゃんは、急に素肌に触られると驚いてしまうことも。まずは「マッサージ始めるよ」という合図をしてからスタートしましょう。
マッサージ
始めるよ♪
シュ~!
- ❶ 腕全体
- 手に小さじ1杯ほどのオイルを取り、両手で温める。赤ちゃんの肩に両手を置き、「マッサージ始めるよ」と言いながら、指先まで3回シューっとなでおろす。
大きく胸を広げるように
- ❷ 手のひら
- 親指の腹で赤ちゃんの手のひらを、円を描くようにくるくるなでる。(6回ほど)
マッサージ
終わったよ♪
- ❸ 終わり
- マッサージが終わったら、❶と同じ要領で「マッサージ終わったよ」と声を掛ける。
胸とおなかには大切な臓器が入っているので、指先を使って鳥の羽のようにふわふわ優しくマッサージします
マッサージ
始めるよ
ふわふわふわ…
- ❶ 胸からおなか
- 手に大さじ1杯ほどのオイルを取り、両手で温めながら、始まりの声掛けをする。胸の上に手を置いて、両手を交互に、脚のほうに向かって上から下になでおろす。ふわふわ優しく。これを数回繰り返す。
くるくるくるくる
ハート♪
- ❷ 鎖骨の下
- 両手の指の腹を胸の中心にあて、外側に向かってくるくると円を描くようにしてなでる。外側まできたら、ハートを描くように中央に戻る。3回ほど繰り返す。
- ❸ おなか
- 片手を赤ちゃんの腰に添え、もう片方の手をおへそに置く。おへそを中心に「の」の字を描くように、6回ほどゆっくりなでる。
おなかは一番温かい手で
手をよく温めて
プルプルプル~
- ❹ 腰
- 両手を腰にあてて、「プルプルプル~」と優しくゆする。
マッサージ
終わったよ♪
- ❺ 終わり
- マッサージが終わったら、両肩に手を置いて、足先に向かって3回滑らせる
ベビーマッサージは赤ちゃんだけではありません
年齢に関係なく、マッサージは気持ちがいいものです。赤ちゃんのころだけではなく、少し大きくなってからでもやってあげてください。全身は大変なので、足だけ手だけとか。服の上からお子さんに触ったり、わらべ歌などを歌いながら、体を動かしながらやるのもいいですね。もちろん大人にもおすすめです。ママとパパがお互いの背中や足をマッサージし合えばコミュニケーションも深まります。
赤ちゃんと楽しい時間を過ごしましょう
出産が終わって赤ちゃんとの生活がスタートしても、すぐに赤ちゃんのことが分かるわけではありません。子育てをしていく中で、だんだんとママやパパになっていくのかなと思います。ベビーマッサージは赤ちゃんのことが分かっていく一つの手段。肌と肌が触れ合うのはとても気持ちがいいので、マッサージを通して赤ちゃんとコミュニケーションを深めましょう。
ただ、注意してほしいのは、あくまでも手段の一つだということ。毎日やらなくてはいけないものではありません。忙しいときや疲れているときはお休みしましょう。
赤ちゃんとの生活は大変なことも多いですが、無理のない範囲でベビーマッサージを取り入れながら、赤ちゃんがかわいいなと思えたり、ほっと一息つく時間がたくさんとれるといいですね。
<参考文献>
1)森田玲子監修(2006):赤ちゃんもママもしあわせ♥ベビーマッサージ,ベネッセコーポレーション
2)鮫島浩二(2004):赤ちゃんとママの心と体を元気にする!妊娠・出産・育児のためのアロマセラピー,池田書店